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各務原市立蘇原中学校「蘇中塾」において学生ボランティアによる学習支援を実施

 令和4年11月9日(水)に、ぎふ地域学校協働活動センター事業の一つである学生ボランティアマッチング機能を活用し、岐阜大学の学生ボランティア1名(工学部4年生)が各務原市立蘇原中学校「蘇中塾」にて学習支援を実施しました。「蘇中塾」の参加中学生は、5名でした。
 蘇原中学校では、放課後の時間に「個性の伸長・自己決定力・コミュニケーション力等の育成」を目的として、様々な講座を中学生に提供する「アフタースクール」を実施しており、「蘇中塾」は、その一講座です。「蘇中塾」は、学習において分からないことがある、困っているという中学生を対象として基礎基本の問題から発展的な問題まで丁寧に教える場です。前期・後期それぞれ3日ずつ、15:30~16:20の時間に提供しています。
 今回参加した学生ボランティアは、中学生に気軽に話しかけて話をしやすい環境づくりに努力したり、中学生の質問に対して、分からない原因を一緒に考えるなど学習の支援を行いました。参加した学生ボランティアからは、「最初はコミュニケーションの難しさを感じたが、徐々に慣れて話が弾み、とても良い学びの機会になった。」との感想が聞かれ、学生ボランティアにとっても成長や学びの場となりました。

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令和4年度第3回地域学校協働活動推進員等育成研修を実施

 令和4年10月6日(木)に、ぎふ地域学校協働活動センターの人材育成事業の一つである「地域学校協働活動推進員等育成研修」を実施しました。
 受講者の皆さんは、現在、県内各地域において、社会教育行政、公民館等の施設、学校、地域団体等で活躍されており、様々な課題意識をもって参加されていました。岐阜県白川村(講師)、岐阜大学全学共通教育棟教室(主会場)、恵那総合庁舎(遠隔会場)、参加者の自宅等をZoomで結んで、会場とオンラインどちらの方法でも参加可能な形で実施しました。今年度は65名の受講申込がありました。
 今回は、白川村教育委員会事務局社会教育主事 新谷さゆり氏から「地域学校協働活動の企画・立案~はじまりは願いの共有から~」と題して、白川村の事例を基に地域学校協働活動の企画・立案、そして企画・立案において重要な住民の願いの共有方法や、将来の担い手育成などについて分かりやすくご講義をいただきました。講義の後は、Zoomのブレイクアウトルームを活用して、受講者の間で情報交換を行いました。
 受講者は、情報交換の後、直接講師の方々にご自身の地域と学校の現状や課題を伝えたり、質問をしながら、双方向での学び合いの場となりました。
 次回の育成研修は令和4年12月(岐阜大学において対面で行う予定)となりますが、今回の研修で学んだことを生かし、それぞれの地域でご活躍いただけることを期待しています。


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Zoomでの受講の様子

令和4年度第2回地域学校協働活動推進員等育成研修を実施

 令和4年9月1日(木)に、ぎふ地域学校協働活動センターの人材育成事業の一つである「地域学校協働活動推進員等育成研修」を実施しました。
 受講者の皆さんは、現在、県内各地域において、社会教育行政、公民館等の施設、学校、地域団体等で活躍されており、様々な課題意識をもって参加されていました。茨城県つくば市、岐阜県高山市(講師)、岐阜大学サテライトキャンパス(主会場)、恵那総合庁舎(遠隔会場)、参加者の自宅等をZoomで結んで、会場とオンラインどちらの方法でも参加可能な形で実施しました。今年度は65名の受講申込がありました。
 今回は、岐阜小学校学校運営協議会青山朋宏氏から岐阜小学校における地域と連携した様々な事業や講座の事例紹介、高山市大八まちづくり協議会事務局山本真紀氏から地域と学校の協働・連携の事例を基に地域コーディネータの活動内容や役割について報告をいただき、筑波大学准教授上田孝典氏から二つの事例に対する講評と講話をいただきました。
 受講者は、直接講師の方々にご自身の地域と学校の現状や課題を伝えたり、質問をしながら、双方向での学び合いの場となりました。
 次回の育成研修は令和4年10月となりますが、今回の研修で学んだことを生かし、それぞれの地域でご活躍いただけることを期待しています。

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駅前サテライトの様子

教職員向け研修会を実施

 8月23日(火)に、ぎふ地域学校協働活動センター事業の一つである「教職員向け研修会」を実施しました。
 この研修会は、教職員が学校運営協議会と地域学校協働活動について理解を深めることを目的に実施し、305人の方が参加しました。文部科学省総合教育政策局コミュニティ・スクール推進員(CSマイスター)の新谷さゆり氏を講師にお招きし、「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動~学校はどうかかわればよいのか~」と題し、オンライン(Zoom配信)による講演がありました。新谷氏からは、白川村立白川郷学園での具体的な実践事例を示しながら、コミュニティ・スクールや地域学校協働活動が「目的」ではなく「手段」として、また持続可能な組織となるための取り組みについてお話があり、取り組みのキーワードとして、「学校・家庭・地域が共通の願いをもつ」「共通の願いに向けた責任と役割」「地域の大人の力を引き出す」「だれもが当事者意識をもって楽しく関わる」「熟議があってこその連携・協働」等が示されました。さらに、現在、白川郷学園で勤務している若手教員が、「村民学」(総合的な学習の時間)で、子どもたちの学びをさらに深めるため地域の方々とともに計画し実践している事例も紹介していただきました。
 今回の研修会では、コミュニティ・スクールによって地域と学校が連携し様々な活動・学習が展開されている様子が示され、参加した多くの学校関係者にとって、とても参考となる内容でした。

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本巣市糸貫中学校「夏休み学習支援」において学生ボランティアによる学習支援を実施

 令和4年8月1日(月)~8月25日(木)にかけて、ぎふ地域学校協働活動センター事業の一つである学生ボランティアマッチング機能を活用し、岐阜大学の学生ボランティア計4名(教育学部4年生1名、同1年生1名、地域科学部2年生1名、医学部看護学科1年生1名)が本巣市糸貫中学校「夏休み学習支援」に参加しました。実施時間は、午前か午後の2時間(合間に10分休憩)で、学年別に日程が設定されています。学生ボランティア参加日と人数は、8月1日1名、8月3日1名、8月19日1名、8月22日2名、8月23日2名、8月24日3名、8月25日1名です。
 糸貫中学校では、夏休み期間に、中学校内の教室で、同校の教員と学生ボランティアが協力し、参加中学生の夏休み課題や夏休み明けに実施される予定のテストの準備の支援などを行っています。
 今回参加した学生ボランティアは、中学生が座っている机の近くに寄り添い、質問に答えたり、分からない問題があれば一緒に原因を考えたり、答えを導くためのヒントを教えたりして、中学生の自主性や興味関心を尊重しながら学習支援を行っていました。また、日常生活の出来事などについておしゃべりもしながら中学生が安心して学習できる環境づくりも行っていました。参加した学生ボランティアからは、「貴重な体験ができた」「自分のためになった」などの感想が聞かれ、学生ボランティアにとっても成長や学びの場となりました。

  学生ボランティア

文部科学省「情報ひろば」企画展示で、岐阜県との協働(ぎふ地域学校協働活動センター事業・次世代地域リーダー育成プログラム)について紹介されています

 令和4年7月21日(木)~令和4年8月31日(水)まで、文部科学省「情報ひろば」企画展示室で、岐阜県と岐阜大学の協働について紹介されています。今回の展示では、岐阜大学を代表する「地域協学センター」と「航空宇宙生産技術開発センター」の好取組事例が紹介されています。地域協学センターの取組として、ぎふ地域学校協働活動センター事業及び次世代地域リーダー育成プログラムの取組を紹介するパネル展示がされていますので、是非、足を運んでみてください。

文部科学省「情報ひろば」文部科学省の今と昔をテーマとした展示・イベント空間


文部科学省「情報ひろば」
〒100-8959
東京都千代田区霞が関3-2-2

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令和4年度第1回地域学校協働活動推進員等育成研修を実施

 令和4年6月30日(木)に、ぎふ地域学校協働活動センターの人材育成事業の一つである「地域学校協働活動推進員等育成研修」を実施しました。
 受講者の皆さんは、現在、県内各地域において、社会教育行政、公民館等の施設、学校、地域団体等で活躍されており、様々な課題意識をもって参加されていました。宇都宮市(講師)、岐阜大学サテライトキャンパス(主会場)、恵那総合庁舎(遠隔会場)、参加者の自宅等をZoomで結んで、会場とオンラインどちらの方法でも参加可能な形で実施しました。今年度は65名の受講申込がありました。
 今回は、一般社団法人とちぎ市民協働研究会代表理事/元宇都宮大学教授 廣瀬隆人氏を講師にお招きし、地域学校協働活動の概論として、地域学校協働活動をどのように捉えて実践していけばよいか、地域学校協働活動推進員の役割や可能性等について講話をいただきました。
 受講者は、直接廣瀬氏にご自身の地域と学校の現状や課題を伝えたり、質問をしながら、双方向での学び合いの場となりました。
 次回の育成研修は令和4年9月となりますが、今回の研修で学んだことを生かし、それぞれの地域でご活躍いただけることを期待しています。

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駅前サテライト会場での受講の様子

令和4年度第1回地域学校協働活動推進員等フォローアップ研修を実施

令和4年6月21日(火)に、ぎふ地域学校協働活動センターの人材育成事業の一つである「地域学校協働活動推進員等フォローアップ研修」を実施しました。
 受講者の皆さんは、昨年度までに「地域学校協働活動推進員等育成研修」を修了され、現在、県内各地域で、地域学校協働活動推進員や地域コーディネーター、社会教育行政、公民館関係者、教職員等として活躍されています。今年度は54名の受講申込がありました。
 今回は、日本社会教育学会会長/西九州大学子ども学部長・教授の上野景三氏を講師にお招きし、「地域学校協働活動の現状と課題~地域と学校のアセスメントを手掛かりに~」について講話をいただきました。
 受講者は、ご自身の地域と学校の課題をとらえ、「今回学んだことを生かして、地域でさらに発展した活動に取り組んでいきたい」等の感想が聞かれました。
 次回のフォローアップ研修は令和5年1月となりますが、今回の研修で学んだことを生かし、それぞれの地域でご活躍いただけることを期待しています。

美濃地区社会教育研修会にて支援プログラムを実施

 令和4年6月17日(金)、美濃地区社会教育研修会「研修テーマ:つなげよう!地域と子ども ~持続可能な地域づくり~」において、白川村教育委員会事務局 社会教育主事の新谷さゆり氏による講話「白川村のつながりづくり~いつまでも住み続けたい村づくり~」をお聞きしました。これは、ぎふ地域学校協働活動センターの市町村支援プログラム(短期支援プログラム)の一環として行われた研修会です。
 この研修会はオンラインで開催され、白川村の新谷氏と中濃総合庁舎会場、そして3市それぞれのサテライト会場とを結んで実施され、約60名が参加しました。参加者から、「活動の目的と手段を明確にし、共有することの大切さを学びました」「いつまでも住み続けたい村を村民全員が意識して取り組む姿に感動しました」「結の心、郷土愛が感じられました」「将来の担い手として、子どもがいろいろな経験をすることができてすばらしいです」など多くの感想が寄せられました。

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美濃市立美濃中学校区合同学校運営協議会にて支援プログラムを実施

 令和4年6月8日(水)、美濃市立美濃中学校区の合同学校運営協議会において、ぎふ地域学校協働活動センター事業の一つである「支援プログラム」が実施されました。 
 今年度、すべての小中学校に学校運営協議会が設置された美濃市は、運営協議会の委員の任命を行い、学校運営協議会の仕組みや委員としての役割について研修会を行いました。
 研修会では、講師の岐阜県環境生活政策課の石井幹也生涯学習企画監より「地域学校協働活動~地域と学校のそれぞれが抱える課題とその解決~」についてお話をしていただきました。その後、学校運営協議会ごとに分かれ、熟議を行いました。
 参加者からは、「地域と学校が連携して取り組んでいくことを多くの人に知ってもらいたい」「研修で聞いたように地域と学校がWinWinの関係をつくっていきたい」など、今後に向けた前向きな意見を聞くことができました。


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