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フューチャーセンター

 フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指します。岐阜大学ではこのような地域との対話を創発するためのフューチャーセンターや多様な人との交流ができる空間を構築・運営し、地域との「協学」を推進します。

①地域との対話を通して地域が直面している複雑・広範化した課題の解決に向けて取り組みます。
②フューチャーセンターを活用し、社会貢献に取り組みます。

・産業への貢献:研究主体から学生・生涯教育を含めた地域課題解決を目指します。
・地域政策への貢献:地域課題を浮き彫りにし、地域と協学しながら解決するという循環を創出します。
・地域教育と文化への貢献:地域をめぐる「学び」の仕組みを作り、地域住民が自らの地域課題に即して行政と協働して解決し得るよう支援します。

 2018年12月15日   フューチャーセンター通信

フューチャーセンター通信 vol.37

岐阜大資源回収プロジェクトを考える
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 11月8日(木)に岐阜市黒野公民館で、岐阜大学生、地域住民、岐阜大学ISO委員会委員の計18名が参加し、ぎふフューチャーセンターを岐阜市自然共生部循環型社会推進課と共同開催しました。 
 今回は、大学生の環境意識を高め、分別を促進するため、そのきっかけづくりとして岐阜大学構内で行う資源分別回収の活用方法について議論し、より多くの若年層に資源分別回収に参加してもらうためのアイデアを考えました。
今回のまとめ
〇資源分別回収に参加するモチベーションを上げるために、大学構内に回収ボックスを置いたり、参加するとポイントがもらえる仕組みを作ったりする。
〇ラジオ体操と合わせて実施して景品を提供したり、音楽を流して楽しんでゴミの分別をしたりすることで、“ゴミ”ュニケーションを図る。
〇集めた資源物を使って学園祭で人気投票をしたり、重さに応じて食堂値引き券を配布したりできると良い。
今後の展開
11月から岐阜大学構内で月一回実施している資源分別回収に、より多くの学生や地域の方に参加してもらうためのアイデアとする。
担当者の感想
大学生と地域住民が共に資源分別回収事業の実施方法について意見交換することで、大学生が資源分別回収事業に対し当事者意識を持つきっかけとなったとともに、地域住民にとっても、大学生が資源分別回収事業に対しどのように認識しているのかということを把握するきっかけとなった。


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学生の力に期待

 学生らしいアイデアがたくさん出て、良い会となった。今回参加した学生の話を聞いても分かるように、資源分別回収の存在自体を知らない学生が多いのが現状である。
そのため、資源分別回収についてPRを推進しなければいけないという意見には深く共感した。今回出た良い意見をなるべく多く取り入れ、資源分別回収の回収量の向上につなげていきたい。

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今後の活動に活かしたい

 自分にはないアイデアをたくさん聞けて、色々な人と話ができて楽しかった。
環境系のサークルを始めたが、今年は色んな事をやってみようという段階。今回話し合った内容は自分自身が下宿生として困っていることでもあったので、とても有意義だった。






地域・生徒が主役の先生の働き方改革
 11月30日(金)に岐阜市立岐阜西中学校で、岐阜大学生、教員、生徒、学校運営協議会委員の計24名が参加し、ぎふフューチャーセンターを開催しました。
 教員の多忙化が問題視される中、文科省の中央教育審議会において「学校における働き方改革に係る緊急提言」(H29)が出され、注目を集めており、今後、新学習指導要領の確実な実施や、教員が子ども達とより深く関わっていくためにも教員の働き方改革が求められています。
 今回、フューチャーセンターを活用して、地域住民や生徒が教員の多忙化についての現状や、その解決に向けたアイデアについて対話することで、教員の多忙化解消のためにそれぞれの立場でできることについて考えてもらいました。
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今回のまとめ

(生徒)先生の仕事を理解し、掃除や部活動等自分たちでできることは先生に任せきりにするのではなく、自分たちでやれるようにしたい。
(先生)仕事の軽重をつけ、効率よく仕事ができるように心がけたい。また、具体的な業務についても実施意義や方法を見直していきたい。
(地域)幅広く先生の仕事を知り、協力できるところは積極的に協力していきたい。地域の人がクラスのお父さんお母さんとして関わったり、部活動を学校外の方に助けてもらえたりすると良い。
今後の展開
合わせて実施したアンケート調査とともに、働き方改革についての教員・生徒、地域の声として各学校や教育委員会へ届ける。
担当者の感想
生徒・地域が教員の仕事を理解し、それぞれの立場でできることを考え行動に移していくことが今後の教員の働き方改革のカギになるのではないか。


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地域・生徒に感謝

生徒たちが「自分たちでできることは自分たちでやっていく」と力強く宣言してくれたことを非常に頼もしく感じました。

  

 

 

 

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先生と生徒が一緒に学校を楽しめるようにしたい

先生の仕事は思っていたよりもずっと大変だということがわかったので、自分達がでもできることを積極的に行って、先生たちが学校で生徒と一緒に楽しめるようになったら良いと思いました。

  

 


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