フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指します。岐阜大学ではこのような地域との対話を創発するためのフューチャーセンターや多様な人との交流ができる空間を構築・運営し、地域との「協学」を推進します。
①地域との対話を通して地域が直面している複雑・広範化した課題の解決に向けて取り組みます。
②フューチャーセンターを活用し、社会貢献に取り組みます。
・産業への貢献:研究主体から学生・生涯教育を含めた地域課題解決を目指します。
・地域政策への貢献:地域課題を浮き彫りにし、地域と協学しながら解決するという循環を創出します。
・地域教育と文化への貢献:地域をめぐる「学び」の仕組みを作り、地域住民が自らの地域課題に即して行政と協働して解決し得るよう支援します。
11月22日(月)に、中部電力グループと共同開催で、ぎふフューチャーセンターを実施しました(参加者18人:岐阜大学生10人、中部電力グループ社員6人、自治体職員2人)。
今回は、全2回シリーズで「中部電力とともに地域の未来の姿を描く」をテーマに行います。
第1回の開催(11月22日)では、「中部電力とともに地域の課題を考える」をテーマに、中部電力が自社の強みを活かして、地域の課題解決に向けて、未来に向かってどのようなことができるか、または期待されているかを岐阜大学生や中部電力社員、自治体職員が一緒に議論し、具体的な取り組みの創出につなげることを目指し、実施しました。
各グループで中部電力とともに描く地域の未来ビジョンを設定し、そのビジョンの実現に向けた解決すべき地域の課題が提案されました。
Aグループ未来ビジョン:「交通の多様性」
地域の課題:歩道が小さい、車がないと生活できない、バスの乗り方が分からない
Bグループ未来ビジョン:「何かあったときに助け合える」
地域の課題:交流の減少、ボランティア、多世代
Cグループ未来ビジョン:「次世代につながる みんなが協力しあえる町」
地域の課題:魅力的な情報発信する場が少ない、多様な教育の機会、災害に強い町
1月17日(月)開催予定の第2回では、第1回に出された地域課題を踏まえて、中部電力グループの強み(商材)を活かした新たな取り組みの創出に向けて議論していきます。
2025.02.13 | |
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