ごあいさつ

 岐阜大学は、「人が育つ場所」という風土の中で「学び,究め,貢献する」人材を社会に提供することを理念としています。岐阜大学フェアは、この理念にもとづき岐阜大学で行っている様々な取り組みを皆様に広く紹介することを目的に、毎年開催しています。

 今回、岐阜市を離れて開催する「岐阜大学フェアin 高山」のテーマは、「学び、究め、貢献する岐阜大学-ひだでステップ×ひだにプラス-地域とともに歩む大学-」です。今までの研究発表中心の岐阜大学フェアとは異なり、各学部・附属センターの活動や、学生の教育・課外活動、地域との連携の取り組みについて紹介いたします。

 開催期間中は、「岐阜シンポジウム」として、飛騨地区三市一村(高山市、飛騨市、下呂市及び白川村)の首長と学長によるパネルディスカッション(13日)、講演会として、「世界ナゼそこに日本人」や映画「風に立つライオン」に登場する孤児院のモデルとして取り上げられた菊本照子氏の特別講演「貧困の国でマトマイニ(希望)を育てる~ケニアにおける草の根の活動~」(12日)を開催します。

 また、「未来志向」の視点から、複雑化した課題について議論する「フューチャーセンター」を開催し、地域住民、高校生と大学生、教職員が、対話を通じて地域が抱える課題解決への糸口を探ります。

 今回の岐阜大学フェアでは、これらに加えて、体験教室、模擬講義、学生参加企画など、岐阜大学が持つ幅広い教育・地域貢献・国際交流に関する取り組みや、学生の活動を紹介します。ぜひ高校生やその保護者、及び一般の皆様に岐阜大学を実感していただきたいと考えています。ご来場を心よりお待ちしております。

平成28年11月吉日
学長 森脇 久隆

理事(学術研究・情報担当) 福士 秀人

実行委員長 佐々木 実