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お知らせ

現在、地域協学センターが開催中のイベント、過去に開催したシンポジウムやフォーラム、FD・SDの様子を公開しております。

 2017年02月02日
宇宙工学講座閉講式を実施しました

 岐阜大学地域協学センターは、1月29日(日)、宇宙工学講座の閉講式を実施しました。
 宇宙工学講座は、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)における「高大連携事業」の一環として、高校生等に対し岐阜大学の教育研究を体験する機会を提供し、次世代を担う高校生等に岐阜県内の航空宇宙産業の魅力を伝え、同産業への就業意欲の醸成・喚起を図ることを目的として、岐阜県及び各務原市と連携して実施しているものです。今年度はテレビ会議システムを利用した各高校での講義受講のほか、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(略称「JAXA」)の見学等を行ってきました。
 閉講式では、はじめに森脇学長より開会の挨拶があり、次に宇宙工学講座を受講した高校生及び高専生を代表して、岐阜北高校の田中康暉さんより講義感想発表が、岐阜工業高等専門学校チームよりJAXA見学ツアー報告がありました。
 続いて超小型人工衛星の第一人者である東京大学大学院工学系研究科の中須賀真一教授より「大学発超小型衛星による新しい宇宙開発への挑戦」と題した特別講演が行われました。中須賀教授からは超小型人工衛星の開発や缶サットを通じた宇宙工学分野の教育活動についてお話いただき、出席した高校生や高専生の皆さんは熱心に耳を傾けていました。
 次に佐々木地域協学センター副センター長の司会で「宇宙教育の地域連携」をテーマとしたパネルディスカッションが行われ、中須賀教授のほか、JAXA宇宙教育推進室・室長の桜庭望氏、岐阜県商工労働部航空宇宙産業課・施設整備企画監の郷泰彦氏、岐阜工業高等専門学校・校長の伊藤義人氏及び森脇学長がパネリストとして登壇し、岐阜県でどのように連携して宇宙教育に取り組んでいくか、活発な議論が交わされました。
 午後からは、高校生や高専生の皆さんが岐阜大学の電波望遠鏡及び宇宙工学講座関連展示を見学し、宇宙工学の取り組みについて理解を深めました。
 次に未来の超小型衛星活用ミッションコンテストが行われ、高校生及び高専生より宇宙工学講座で得られた知識をもとにした独自のアイディアが発表されました。また質疑応答では、中須賀教授から今後の期待を込めたコメントをいただきました。
 続いて修了証授与があり、受講生を代表して岐阜工業高校の森将貴さんが、益川地域協学センター長より宇宙工学講座の修了証を授与されました。
 最後に福士理事より閉会の挨拶があり、宇宙工学講座閉講式は終了しました。

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開会挨拶をする森脇学長

講義感想発表をする田中康暉さん

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JAXA見学ツアー報告をする岐阜工業高等専門学校チーム

特別講演をする中須賀教授

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パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

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宇宙工学講座関連展示の見学の様子

超小型衛星活用ミッションコンテストで発表する
岐阜工業高校の皆さん

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修了証を授与される森将貴さん

閉会挨拶をする福士理事

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宇宙工学講座修了生の皆さん

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