現在、地域協学センターが開催中のイベント、過去に開催したシンポジウムやフォーラム、FD・SDの様子を公開しております。
2024年4月20日(土)に八百津町中央公民館において、次世代地域リーダー育成プログラム地域リーダーコースの学生5名とサポート学生2名が「やおつ de クッキング」と題した地元小学生を対象とした料理体験教室を開催しました。
本企画は岐阜大学の全学共通教育科目として、地域の事業者、住民、自治体職員等の方々にご協力いただきながら、学生自ら地域課題を設定し、実践活動を行う課題解決型学習プログラム(PBL)の一環で実施したものです。学生らは一年間の学習を通して八百津町の若者人口流出の課題に着目し、八百津の子どもたちが地域産業や地域の食材に理解を深め、人々との交流を深めることを通してふるさとへの誇りを育むことが、結果的に将来、若者の地域定着や関係人口の構築につながることを期待して企画を立案しました。今回、地元食品企業である内堀醸造株式会社にご協力いただき、本企画が実現しました。
イベント当日は親子6組13名が参加し、最初に学生たちから企画の趣旨説明をしたのちに、内堀醸造社員の方からお酢についてクイズを交えて楽しく学ぶレクチャーがありました。その後、学生が企画したアイスブレイクのゲームを参加者・スタッフが共に楽しみ、交流を深めました。続いて細野ちとせ氏(内堀醸造)を講師に、お酢を使ったレシピの料理教室を行いました。子どもたちは慣れない包丁さばきながら、保護者の方や学生らのサポートを受けながら八百津町や岐阜県産の食材を活用した3種の料理(生姜焼き、野菜たまごスープ、米粉のミルクレープ)を仕上げました。ホイップクリームの液体にイチゴ酢を混ぜ合わせると泡立たせることなく一瞬でクリーム状に変化する様子に、子どもたちは驚きの声を上げました。
最後に参加者全員で食事の団らんを楽しんだ後は、「80%山のまちを元気にする協議会」の武藤貴子氏より八百津町での農泊事業についてパンフレットを使いながらご説明を頂き、八百津町の豊かさについて理解を深めました。
岐阜大学は引き続き八百津町の関係者の皆様と連携を図りながら、次世代地域リーダーの育成と地域課題の解決に貢献してまいります。
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