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フューチャーセンター

 フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指します。岐阜大学ではこのような地域との対話を創発するためのフューチャーセンターや多様な人との交流ができる空間を構築・運営し、地域との「協学」を推進します。

①地域との対話を通して地域が直面している複雑・広範化した課題の解決に向けて取り組みます。
②フューチャーセンターを活用し、社会貢献に取り組みます。

・産業への貢献:研究主体から学生・生涯教育を含めた地域課題解決を目指します。
・地域政策への貢献:地域課題を浮き彫りにし、地域と協学しながら解決するという循環を創出します。
・地域教育と文化への貢献:地域をめぐる「学び」の仕組みを作り、地域住民が自らの地域課題に即して行政と協働して解決し得るよう支援します。

 2018年02月15日   フューチャーセンター通信
フューチャーセンター通信 vol.36
岐阜市 岐阜市教育委員会市民体育課 

キャリアデザインワークショップ
未来の職員に伝えたいこと、働くうえで知りたいこと
トップ大

 12月20日(水)に岐阜市役所で、岐阜大学生と岐阜市職員の34人が参加し、第11回ぎふフューチャーセンターを岐阜市人事課と共同開催しました。
 今回は、学生にとって、岐阜市役所で実際に働く職員との対話を通じて、自らの働き方や生き方について、将来を具体的にイメージできることを目指し、岐阜市職員にとっては、将来の担い手となり得る学生が仕事を選ぶうえで重視することは何かを把握することを主な目的としました。職員からはこれまで携わった仕事の業務内容や働くうえで学生に知っておいてほしいことについて情報提供があり、学生からは今後の職業を決めるうえで大切にしたいことの意見が出され、相互に活発な対話が繰り広げられました。

今回のまとめ

・給料、休みの量、福利厚生などの情報は、求人案内に出ているが、やりがいは実際に働く職員に聞いてみないと分からない。
・仕事を選ぶうえで、どんな仕事をしたいかということが重要であり、具体的にイメージすることが大切。
・働くうえにおいては、自分の意思が伝わるような会話や心配りなどのコミュニケーション能力が重要だと学んだ。

今後の展開
岐阜市役所の職員採用案内(パンフレット)に、学生が知りたいと思っている情報を掲載する等、制作の際の参考にされる。

担当者の感想(岐阜市人事課)

学生は思ったより市役所の仕事に対し、ネガティブなイメージを持っていたが、それは漠然とした就職への不安から来ているものであって、それは一歩踏み込んだ学生目線での情報提供により解消されるものと学んだ。これをもとに就活生目線での情報提供に役立てたい。

下 上

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市民の方の笑顔や感謝の言葉がやりがいにつながります

学生が思い描く将来像を知るよい機会になりました。選択肢のなかには、いろいろな仕事があると思いますが、もし公務員を将来の職業として選んだ場合、いっしょに頑張りましょう。

 

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FCへの参加は、ふだん接することがない人と話す機会が得られます

私は新しい環境に慣れるのが苦手な性格ですが、話をした職員の方は、職場で異動が多いことは、いろいろな仕事に挑戦できることだと前向きにとらえていることが分かりました。

 


スポーツを考える

トップ大

 1月18日(木)に岐阜市教育委員会市民体育課との共同開催により、みんなの森 ぎふメディアコスモス(岐阜市)で、岐阜大学生をはじめ、一般市民、岐阜市職員の26人が参加し、「スポーツを考える」をテーマにぎふフューチャーセンターを開催しました。
 参加者は、4つのグループに分かれ、「スポーツで得られるもの―なぜ人は、スポーツを<する・見る・支える>のか?―」、「スポーツとの関わり方については、どんなものがあるだろうか?」をサブテーマにして、意見交換を行いました。
 グループワークでは、スポーツをすることにより「健康」や「仲間」、「達成感」が得られ、見ることでは「感動」や「勇気」が、支えることで「喜び」、「楽しみ」、「社会貢献の意識」が得られるなどの意見が出されました。

今回のまとめ

・ライフスタイルの一部にスポーツを組み込むことがスポーツとの関わりを促進させるには重要
・する、見る、支えるの3つを連携させることで、スポーツに関わる機会が増えるカギとなる
・生涯スポーツの意識を芽生えさせるには、子どもが体育好きになることが大切

今後の展開
岐阜市教育委員会で既に実施されている身近で参加しやすいスポーツ機会を提供する事業に対して、市民がこれまで以上に主体的にスポーツに関わるための取り組みの参考にされる。

担当者の感想(岐阜市教育委員会市民体育課)
希望を実現していく過程についても人任せにしたり、現実から切り離されたりした意見が出ることなく、一人一人が主体的な立場に立って、共通のゴールをイメージした話し合いがなされた。「自分自身がキーマンとなり、学校教育からスポーツに対する考え方を変えていきたい。」など、長期的な展望の中で岐阜市のスポーツ振興について深く考えることができた有意義なフューチャーセンターであったと言える。

下 image

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スポーツの見方が変わりました

普段は、スポーツをすることはほとんどなく、関わる機会も少なかったです。今回のFCを通して、多様なスポーツとの関わりを知ることができ、今後は、見る側、支える側の立場でもスポーツに取り組んでいきたいです。

 

 

2  
スポーツには、それぞれの楽しみ方があると改めて気づきました

社会人の方の意見が聞けて、見聞が広がりました。スポーツを楽しいと思わない人がいるのを寂しいと思っていましたが、それを解消するためのヒントが今日のFCにあったと思います。

 


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