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フューチャーセンター

 フューチャーセンター(Future Center)とは、多様な人たちが集まり複雑化したテーマ(課題)について「未来志向」、「未来の価値の創造」といった視点から議論する「対話の場」のことを指します。岐阜大学ではこのような地域との対話を創発するためのフューチャーセンターや多様な人との交流ができる空間を構築・運営し、地域との「協学」を推進します。

①地域との対話を通して地域が直面している複雑・広範化した課題の解決に向けて取り組みます。
②フューチャーセンターを活用し、社会貢献に取り組みます。

・産業への貢献:研究主体から学生・生涯教育を含めた地域課題解決を目指します。
・地域政策への貢献:地域課題を浮き彫りにし、地域と協学しながら解決するという循環を創出します。
・地域教育と文化への貢献:地域をめぐる「学び」の仕組みを作り、地域住民が自らの地域課題に即して行政と協働して解決し得るよう支援します。

 2015年08月28日   フューチャーセンター実施報告
第4回ぎふフューチャーセンター 「自然保護と地域振興の共存」を開催
高山市 

乗鞍岳は、標高3,026メートルの剣ケ峰を主峰とする23の峰々の総称です。貴重な自然環境を保全するため、2003年からマイカーでの入山が規制されています。
今回は、乗鞍スカイラインの終点である畳平(標高2,700メートル)にてぎふフューチャーセンターを開催しました。
対話に先立ち、岐阜大学地域科学部の三井栄教授による「乗鞍スカイラインのEV(電気自動車)乗り入れ実験・研究事業」に関する報告や同学部林琢也准教授による「自然資源の観光利用を考える」とした世界遺産・小笠原諸島の事例紹介があり、参加者で自然保護と観光に関する情報を共有しました。
その後は、学生、教員、山岳ガイド、高山市民、高山市役所職員の皆さんが4つのグループになり「乗鞍の自然を守るために取り組むべきこと」や「乗鞍を活かした観光のあり方」について意見を出し合い、対話を深めていきました。
各グループからは、まず地元の人の意識を高める、環境教育やガイドの育成を行う、周辺地域と連携し宿泊型の観光にする、登るだけでなく外から山を見る観光を進めるといった意見が出されました。
今後は、これらの意見を活かした岐阜大学と高山市による研究事業とあわせてCOC事業の地域志向学プロジェクト研究が進められます。

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お知らせ
2024.03.18

申込期間延長!令和5年度岐阜大学地域協学センターシンポジウム「地域との挑戦」を開催します。3月22日(金)

2024.03.13

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令和5年度後期インターンシップ科目成果発表会を開催します。3月7日(木)

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2024.02.21

地域協学センター益川教授が社会教育功労者表彰を受賞しました。